2015年12月31日
にしむらはブータンのティンプーにあるNADOの工房とショップに行って参りました!( ̄- ̄)ゞ
お取引で担当いただいているChimi(チミ)さんはNADOさんの娘さん♪
今回はそのChimiさんに工房を案内していただきました。
門の向こうは既にお香がいっぱい!
心地よいお香の香りが漂っています((w´ω`w))
ご自宅のベランダにも!
こちらは出来上がったばかりのジャジュを乾燥させているところ。
原料も乾燥中♪
さて、工房内に入ると右手に粉っぽいエリア
そして左手には倉庫のような場所が・・・
粉っぽいハズです。
そこには原料を粉砕するマシンが設置されていました。
この時は稼動していなかったのですが
↓のような原料を粉砕していきます。
Chimiさんの手
そして隣の倉庫のような場所にはたくさんの原料が山積みに!
その中で職人さんが粉砕されたパウダーをさらにふるいにかけていました。
NADOのお香のきめ細やかさはこの手間があるからこそ!なんですね(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)
2階に上がると「 カンカカコン 」と木を打つような音がしてきます。
そこでは複数の職人さんがお香を伸ばす?整える?要はコロコロしていました。
早いです!
搾りたてのお香
搾りたて※後程御案内♪のお香をぴーっと手前に伸ばし
ぷちっとちぎってコロコロコロ。
太さが整うと奥に転がし並べる。
すばやい作業で職人技が光ってます!
並べたお香の両端をカット、真ん中に切り目を入れ
端のお香が落ちないようにストッパーにお香の残りを付け乾燥へ。
この状態で2日ほど乾燥
外で乾燥させてたのもこの状態のお香ですね♪
この状態で屋外乾燥させるのは冬場のみ。
乾燥の早い夏場は屋内のみだそうです。
さて、搾り出しに付いて
まずはコレ。
こねられたお香が固まりで用意されています。
このマシンからお香が出てきます。
手順
お香の素を挿入
ところてん方式で押し出す
にゅう~っと出てくる
昔からこの方法で作られているそうです。
マシンの木材に年季がありました。
もちろんお香の種類を変更する際は器具を洗っておられます。
そして3階へ
たくさんの束ねられたお香たち!
こちらでは女性の方たちが
2日程乾燥させたお香を束ねる作業に従事。
器用です
まだしっかり乾燥していないので
束ねた紐がお香に食い込みます。
この状態で夏場で2週間程度、冬場はもっと長く乾燥させ
パッケージしていくそうです。
出来上がったお香はNADOショップへ♪
NADOは1990年代までは国営だったブータンでも古いお香の工房。
古くから培われてきた製法に従い、科学的なものは一切使用せず
現在も純粋なお香を作り続けておられます。
今では年間8万束ほど製造されているそうです。
いかがでしたでしょうか?
ブータンのお香が気になり始めたアナタ!
1本からお試しいただけます♪
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